やぐま学童保育所とは


 

働くことと、子どもを育てることを両立させるのは、とても大変なことです。やぐま学童保育所は、八熊小学校・八幡小学校・露橋小学校の3校に通う、共働き家庭の子どもたちの放課後の居場所を保障し、健全な育成を図っていくため、当事者である保護者たちが自ら発起し1988年(昭和63年)に設立されました。
一時は児童の減少や施設老朽化に伴う移転などの困難がありましたが、地域住民の方々の理解や協力を頂きながら、現在も保護者が運営主体者として、指導員と協力しあい運営・保育をしています。

学童で出会った子どもたちは、教育・育成を中心とする学校の環境とはまた違う「生活・遊び」の中で共に育ちます。留守家庭での留守番だけでは経験できない大家族のような日常を過ごし、仲間との絆を深めながら、この地域が故郷になりたくさんの思い出を育んでいきます。の活動を支え見守る保護者と指導員だけでなく、この学童で育ち巣立っていったOB/OGも、行事やイベントに顔を出してくれたり、大人になって地域社会の中でまた新たな関係が生まれたり。

やぐま学童は、PTAとも子供会とも違って、なんだか家族が一つ増えたような、親も子も皆くつろいで帰ってくる場所。保護者の働く権利を保障するだけでなく、今では世代を超えた交流の場にもなっています。


保育理念

 

皆と力を合わせて、話し合い、考え、目標に向かって最後まで頑張り抜ける子ども

◆ 全身を使って様々な遊びに積極的に取り組み、仲間と共に楽しんで活動できる子ども

◆ 異年齢の集団生活を通して、相手の気持ちに寄り添い、思いやることの出来る子ども

 

そんな子どもに育つように、1人1人を大切にし、お互いの気持ちを考えること、それぞれの人格を尊重しあって過ごすことを大切にしながら、皆で一緒に成長していくことのできる、楽しい学童保育での生活を作っていくことを目指しています。また、異年齢の集団の中で、自分たちが個々に役割を持って生活することで、1人1人の成長を促します。 

基本的な生活習慣、生活技術を身に付けながら、学童ならではの様々な遊びや活動を通して、心身ともに健康で生き生きとした、たくましい子どもに育つように過ごしています。